政府は、起業を促す施策の一環として、会社設立を一日でできるように法改正を検討中です。

現在は定款認証や設立登記で、数日はかかります。

それを、スマホやパソコンから定款認証や設立登記ができるようにして、一日で可能にしようという改正です。

手続が簡易になるのは良いと思いますが、これにより起業する人が増えるとは考えにくいでしょう。

そもそも、日本で起業家が生まれにくい背景には、起業に失敗した時のリスクが大きいことが挙げられます。

倒産した起業家が再起や再就職をするのが、非常に厳しい環境です。

転職市場も以前よりは流動的になったとは雖も、中高年にとっての就職は厳しく、給与も下がるのが一般的です。

起業への挑戦を国ぐるみで促しながら、失敗した時のリスクは個人で背負わなければいけない社会です。

そのため、起業を促すためであれば、起業に挑戦した失敗した人の再起や再就職を支援する取り組みのほうが、重要だと思います。